ダウ平均株価の上昇から、高めのスタートになりそうですが、米国雇用統計の発表を前に小動きと見ています。
ポイント
米国株式市場の上昇を受けて、今日の日経平均株価は高めの寄り付きとなりそうです。9,105円の近辺をメドとしています。ザラバは堅調ぎみな小動きを想定しています。為替の動きが落ち着いていることが、マーケットを下支える一方で、今晩発表される8月の米国雇用統計を前に、様子見のムードが上値を抑えると考えています。
米国マーケットの動向
ダウ平均株価は50.63ドル、1.49%上昇しました。ただし、必ずしも強いマーケットという感じはありませんでした。1時25分には前日終値を4ドル足らず下回っていました。
7月の中古住宅販売保留(契約済み引渡前の件数)が5.2%の増加と、1.0%減少という事前予想を大きく上回り、マーケットを驚かせました。加えて、週間ベースの新規失業保険申請件がも、僅かながらコンセンサスを下回りました。
このような良好な経済指標が発表されたにしては、マーケットの動きが鈍い印象でした。前日の大幅高の反動ということがあり、同時に翌日の雇用統計を前に手控えのムードもあったように思います。
ただし、それでも1時半以降大引けまで上昇基調が強まった大きな理由は8月の小売売上高が好調であったためと見ています。2.58%上昇した百貨店メーシーズの午後の値動きを見ると、その様子が浮き出ています。
マーケット心理の動きを示唆するVIX指数の展開は、多少マーケットとは異なりました。中古住宅販売保留の数字が発表された10時以降に大きく低下したのですが、11時以降は横ばいとなっています。午後には、さしたるセンチメントの改善はなかったということです。
今日の日経平均株価は?
CMEの日経先物価格(円ベース)9,105円の近辺を、今日の寄り付きのメドとしています。
ザラバ堅調ぎみな小動きを想定しています。
為替が落ち着いた動きをしていることが、マーケットを下支えると見ています。ドル円はこのような動きです。前日に比べると僅かに円安方向に振れたところにあります。
一方、今晩発表される8月の米国雇用統計を前に様子見の動きが日本のマーケットでも見られると考えています。これが上値を抑える要因となりそうです。
今日の国内では重要な経済指標の発表は予定されていませんが、SUMCO、日本駐車場開発など17社程度の決算発表あります。
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